生地は日本のコンビニエンスストアでも売っている中華まんのそれに近いが、それよりももっと生地の表面が滑らかで嚙むともっと弾力がある
豚肉は角煮のような塊肉がドーンと挟んである。牛肉の方も同様で、黒い塊肉がこちらもドーンと挟んであった。そこに香味野菜などが入っていていかにも中華圏らしい味わいが口の中に広がる
米国生まれのハンバーガーに比べると何だかヘルシーな感じがしてしまうのは気のせいだろうか。ボリュームがあるのでこれ一つで朝食や昼食の代わりになってしまうかも知れない
ところで商品を購入するときに対応してくれた女性二人組が親切で可笑しかった。言葉の分からない僕たちに対し、多分なんだけど「店内で食べるか、それとも持ち帰りか」と質問する時に一人の女性がマスクを下ろして舌をベロンッ!と出すしぐさをするのだ。初め意味が分からなかったのだが、「いますぐ食べるのか」とか、「店内で食べるのか」と言ったことを聞いてくれたのではないかと思って「持ち帰ります」と伝えたのだった
もう一つ、豚肉と牛肉と2つ購入したのは上記の通りだが、その際にどっちが豚でどっちが牛かを示すために牛肉の刈包の方のパッケージにペンでチェックマークを入れてくれた。その際に、両手の指を頭の上に突き立てて牛の角を模したジェスチャーで「こっちが牛肉の方ね」といった風に教えてくれた。その様子がなんだか可愛らしく可笑しかったのを覚えている
いずれも片方のひょうきんな女性店員さんがしてくれたポーズだったが、その横にいた女性は「あんたなにやってんのよ」「やめなさいよ」みたいな素振りを見せつつ、その様子を面白がっていたように見えたのが僕たちにはとても微笑ましく見えたのだった
刈飽
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