アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

嘿鍋 石頭火鍋 @京站前




台北に生活を始めたばかりの2か月ほど、この店の前にあるサービスアパートに住んでいた。この店の前を通りかかるといつも多くのお客さんでにぎわっていて、興味はあるもののしかしなかなか入る勇気もなかった。とある週末、この店のことを思い出し、そしてだいぶ生活も慣れてきた我々にとってそれほど難しくもないだろうと思ったのでようやく初めて出掛けてみることにした

台湾人はこのような鍋料理が大好きみたいだ。夏でも冬でも一年中このような熱い鍋料理を食べている。なぜ鍋料理が好きなのかというと、おそらくだが、野菜がたくさん摂れるからということもその理由の一つになっているのではないか。そのような話を人づてに聞いたこともある。少なくとも日本に比べて圧倒的に火鍋なり何なりの鍋料理店が多い。そしてどこもお客さんで賑わっている。それが暑い夏の季節であったとしても、だ

豚、牛肉、鶏などの食材によって価格が異なるが、それさえ選ぶと残りの野菜等の付け合わせはどれも一緒みたいだった。僕は豚、カブちゃんは鶏を選択したところ肉以外はどれも同じものが出てきた。要はコースみたいになっていて、メインとなる食材によって若干価格が異なっているらしい。たぶん。初めに店員さんが席の向こう側(カウンター席の内側)から鍋に肉を入れて炒めてくれる。ある程度火が通ったところで肉を引き上げ、そしてスープを注いでくれる。煮立ったところから食事がスタートだ。あとは自分でスープへ野菜を投入したり、肉をシャブシャブのようにしたり、自由に頂く。スープが減ってきたら様子を見て店員さんが注いでくれる

やはりとにかくヘルシーだった。写真の通り野菜は山盛り。しかも盛り付けが美しい。最後に複数の中からデザートを選ぶことができた。うまく聞き取れなかったのだが紅豆(ホンドウ。小豆のこと)が聞き取れたのでそれをお願いすることにした。熱いのと冷たいの。僕たちは熱い方を選んだ。ほぼ、あまり甘さのないお汁粉だった。日本人には食べやすいし、台湾人はこうした豆のデザートを好む傾向があるようだ

対応してくれた女性店員さんはフレンドリー。価格も安いしヘルシーだし、また訪問してみたいと思っている


台北市大同區建明里華陰街35號
0225559222