アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

2013年 サンフランシスコ&ニューヨーク旅行 ⑤

9月21日(月)


この日はいよいよワイナリーツアーの日

前日に買っておいたものを朝に食べて出かけました

サンフランシスコの有名店 BOUDINのパン


フランスのクロワッサンに比べると、バターっぽさがなく、さらりとした味わい





日本でHISのナパバレーツアーに申し込んでおきました

ホテル前に迎えに来てくれたバンに乗り込んだのは、ガイドの他に日本人が11名

ツアー客を満載にしたバンがまず向かったのは、こちら


Domaine Carneros (ドメーヌ・カーネロス)
1240 Duhig Road, Napa California 94559


フランスのシャンパーニュメーカー、Taittinger(テタンジェ)がナパに作ったワイナリーのようです

ガイドによれば、このワイナリーを最初に見学するのはシャトーが美しいからということ

確かに、ボルドーの壮麗なシャトーを思わせる城館は見応えがありました













ただ問題は、このシャトーに滞在したのはものの10分程度だったこと

トイレ休憩くらいしかできません

ワイナリー巡りに期待していたことと違ったので、若干の不満を残しつつ、次のワイナリーへ向かいました

かの有名な、オーパスワンです



Opus One (オーパス・ワン)
7900 St. Helena Highway P.O. Box 6 Oakville, CA 94562







ここでも「オーパスワンになるブドウを食べていいですよ」ということで一粒手にしてみました

カベルネかな




さっそく中に入っていきます

建物には中庭があり、テイスティングルームもここに併設されていました





オーパス・ワンのテイスティングは1杯が40ドル

ちょっと高すぎやしないか・・・?

他のカップルはみな一様に1人1杯ずつ注文していますが、僕たちはさすがに2人で1杯に

そんなに思い入れがある訳でなし、また日本でも買えるワインだし、ということで



果実味がたっぷりでタンニンはシルキー

バランスが良くて非の打ちどころのないワインですが、僕にはアルコールが高くて清涼感を感じるワインでした



それでも、この旅で飲んだワインの中では間違いなく一番おいしかった


建物の上はテラスのようになっていて、見晴らしがよい



周囲一面がブドウ畑になっています



僕たちの乗ってきたバンが見えます





次に向かったのはこちら

V.Sattui (ヴィ・サトゥイ)
1111 White Lane (at Hwy 29)St. Helena, CA 94574






ここでやることは、ランチを食べること

ワイナリー見学という趣旨はほとんど含まれておらず、ワイナリーに設置されているデリで昼食を買って外で食べること



ガイドから番号が書かれた札が渡され、自分たちの番になると店員さんに呼ばれるので、そしたらこういったディスプレイの中から好きなものを選びます



ブドウのジュースも一緒に買いました



何だか緑色のものばかりになってしまったけれど



アーモンドがいいアクセントになっているブロッコリーのサラダ


外で食べるのは気持ちが良いです



だけど、ここでも余裕が全くなくて、さっさと食べてテイスティング・ルームに向かいました

一応、そういうことをしないとワイナリーに来ている気分になれないので


これがワインの販売とテイスティングを兼ねた部屋です





ガイドから10ドルで6杯テイスティングできるコースがあると聞いていたので、それを頼んでさっそく試飲を開始



何だか忙しい



中ではリースリングが良かったかな

でも、買いたいほどではありませんでした



急いでバンに戻り、次に向かいます


フランシス・コッポラ監督の所有するワイナリーです

Inglenook (イングルヌック)
1991 St.Helena Highway Rutherford, CA 94573






テイスティング・ルーム







建物の中は薄暗い感じでしたが、外に出るとテラス席があり、明るい陽光が降り注いでいました





一面のブドウ畑



そろそろコッポラのワイナリーも後にし、次に向かいます




と、うちのガイドが何やら話をしている日本人の方が



このバンの運転手は、話を聞けばJAL主催の100万円のワイナリーツアーのガイドをしているらしい

普通では見られないようなワイナリーなんかを専門に案内しているのだそうです

世の中、金持ちがいるもんです



最後に向かったのが、ナパバレーではもっとも有名じゃないかと思われるワイナリーです


Robert Mondavi Winary (ロバート・モンダヴィ・ワイナリー)
7801 St. Helena Highway Oakville, California 94562




ここがテイスティング・ルーム






テイスティングのメニューはいくつかあり、その中から僕たちはカベルネ・ソービニヨンの垂直試飲をしてみることにしました


右から、03、05、08、09年です 



03が一番アロマティックでバランスが良く、おいしく感じられました



グラスを返却するときのこの係の女性にそう伝えてみると、おおむね賛同してもらえたようです

ただ彼女は05年も好きだとのこと

僕たちには05年は少し酸化 し過ぎている、つまりボトルを開けてからの時間が経ちすぎている、というように感じられてしまって、あまりよい印象は持てませんでした

いずれにしても、垂直試飲の経験はこれが初めてかも知れず、よい勉強になりました




これでこの日のナパバレーへのワイナリー・ツアーはすべて終了です


帰り道、ガイドの話をぼんやり聞いていたため気づくのが遅かったのですが、ふと窓の外を見たらかの有名なワイン・スペクテイターの建物発見

ガイドはこれの説明をしていたのか、、、シャッターを切るのが遅かった

写真の真ん中に移っている建物がそれです




一路、サンフランシスコ市内に向かいます



帰りはみなさんお疲れのご様子で・・・ 



いま走っている橋は新しく、数日前に開通したばかりなんだそうで、隣に見えるのがつい最近まで使用されていた古い橋なのだそうです




夕方、ホテルの前に無事戻ってきました





長い一日でしたが、この後は日本から予約しておいたレストランに向かいます



First Crush (ファースト・クラッシュ)
101 Cyril Magnin, SF, CA. 94102


ディナー用のテーブル席の他にカウンター席もあるようで、気軽に立ち寄れる雰囲気
ただ、テーブル席は予約で埋まっているらしく、この後外が暗くなるころにはほぼ満席でした


Husch Chenin Blanc Mendocino 2012
Smith Madrone Spring Mountain Chardonnay 2008



プリフィックスのコース料理にしました



2種類のソースが添えられたフォカッチャ

前菜のスープ


これはカブちゃんの前菜のニョッキ


サーモン
お勧めだけあって、驚くほど肉厚、中はふくよかで、外はステーキのような焼き目がついていました
たっぷり敷き詰められたの野菜とのバランスもちょうどよい


カブちゃんはバーガー
見るからに高カロリーで、日本なら敬遠してしまいますが、ハンバーガーの本場ならば、気も大きくなります
ミディアムレアに焼かれたハンバーグが肉肉しくて、噛むごとに旨味が口に広がります
チェダーチーズもふんだんに使われていて贅沢なハンバーガ




Vaileyanna Pinot Noir Edna Valley 2010 というワインを追加注文


デザートのクリームブリュレ
濃厚ですが量が少なめで、ちょうどよい加減


カブちゃんのデザートは、イチゴのソルベ
甘すぎず、イチゴの甘酸っぱさが口の中をさっぱりと落ち着かせます


程よくフォーマル、かと言って堅苦しくもなく、プリフィクスのコースも用意されているので、メニューも選びやすく、使い勝手のよいお店という印象でした





長かった一日が、これで本当に終了です






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