アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

2014年 フランス旅行 ⑥

5月1日(木) 

メーデーです

店などが閉まっていてパリ市内観光にはあまり向いていないと考え、午前中にトゥールへ向かい、午後からロワール古城めぐりのツアーに参加することにしていました

まずは7:16にモンパルナス駅発のTGVでトゥールへ向かいます


ホテルの最寄りのシャンゼリゼ・エトワール駅から地下鉄に乗ってモンパルナス駅まで向かう予定でしたが、途中駅で電車が止まりました

地下鉄のドアが開くと同時に、帽子をかぶった女の子が”バンッ”と乗ってきて僕経ちに向かって早口で何かを伝えています

「どこの駅に行くのか」と聞くので「モンパルナス駅だ」と答えました

どうやら地下鉄はこの先には行かないため、この駅で乗り換えてXX駅まで行き、そこからモンパルナス駅まで向かうように、とのこと

理由は不明ですが、とにかく彼女の言うことを聞くしかない


しかし、こういう時のこっちの人たちの動きって素早いです

朝早くて僕たちは頭がボーッとしていたのですが、ふと気づいたら目の前に女の子が立っていて、まくしたてるように僕たちに話しかけていた

印象的な出来事でした


メーデーだし、ここはフランスだし

いろいろなことが起こります


いずれにしてもTGVの時間に間に合ってよかった・・・



モンパルナス駅の売店で買ったクロワッサンとかをTGVの車中で食べて朝ごはんの代わりにしました


トゥール駅に到着



トゥールの下調べを全くしていなくて、地図もなかったしツーリスト・インフォメーションもまだ開いていなかったので、適当に街歩きを始めました

さすがにメーデー、人通りが少なくてひっそりとした街の景色


よくわからないまま、名所の雰囲気が漂う教会にたどり着いた





この時間は犬の散歩やジョギングしている人が多かった


ロワール川を渡っています


ロワール川に架かる橋


渡った橋をまた戻り、市内を歩きました




駅前のツーリスト・インフォがオープンしていたので市内の地図をもらい、観光コースを紹介してもらいました

さきほど出かけた教会のあたりと、もう一つ、旧市街があってそこが観光地になっているということが判明

さっそく出かけてみることに

旧市街にロワールワインのショップがあることを知り、行ってみたのですがやはり休みでした


旧市街の広場ですが、けっこう雨に降られた



この日は動いていませんでしたが、一直線のトラムのような乗り物も街中を走っているようです





午後のロワール古城めぐりツアーの前にお昼を食べておく必要があり、見つけたアルザス料理の店に入りました

まだ時間が早くて、お客さんもほとんどいません



僕はステーキを注文しましたが、本郷三丁目のせんごくのハンバーグみたい


モノがよくわからずオーダーしたカブちゃんは足でしたが、こっちでは名物っぽい料理です




ツアーの出発予定時刻になって、集合場所であるツーリスト・インフォに向かいました

日本人のツアー客、外国の中高生くらいの女の子たちとバンに同乗して出発

僕たちが乗ったのは実際にはこの黄色いバンではありませんでした

ですが、同じようなツアーに参加する人たちがツーリスト・インフォには集まっていて、誘導されるままに別々のバンに乗り込んでいきます



運転手は女性で、その横にカブちゃん、僕が右側の窓側に乗り込む

つまり、車の一番前に座ることになりました

車窓にはいくつかの城や教会が見えてきては、流れ去っていく





ワインエキスパートの勉強で出てきた地名が

感慨深い



事前に調べてだいたい分かっていましたが、運転手、けっこう飛ばします・・・


しかし、運転手の横に座ったカブちゃんが凄かった

 ・食後でお腹がいっぱい
 ・暖かい
 ・揺れがある

これら3拍子が揃う車に乗ると、まずほとんど睡魔に襲われて寝てしまう習性があります

この日のカブちゃんも運転手の横で爆睡

時々つついて起こさないと、寄りかかってしまって運転手に迷惑がかかってしまうほど・・・



いずれにしても、到着したのは最初の目的地、シャンボール城






この日、どういう訳かとにかく人出が多く、写真のようにキャンプ場のような感じになっていました

フランス人も行列に並ぶし、日本人ですらうんざりするような人混みの観光地を見て回るんだな、ということに気づいたのでした



続いて向かったのはシュノンソー城


ここもとにかくものすごい人でごった返していた


なんだか、雨の日にわざわざ人を見に来たみたいで僕たちはあまり気分が良くなかったです



城の観光もそこそこに、運転手のガイドがシュノンソー城に到着前に教えてくれた、城の前にある日本人向けのワインショップに出かけることに

ここで試飲をさせてもらいましたが、店頭での販売はしていないようです

全て、オーダーしたものを自宅に送付するシステムになっています




対応してくれたのは、フランス人ながら日本語がペラペラの方でした

名刺をもらいましたが、どうやら本社が神戸の会社らしく、日本にも滞在したこともあるし近々日本にも出張するとのこと

ショップの名前はR&W

1000円強の送料で現地から直接自宅に送ってくれるようだから、お値打ちかも知れません



再びバンに乗り込み、トゥールの街まで帰りました

これが僕たちが乗ったバン

このバンの後ろで、運転手の女性がタバコを一服して休憩しています

フランス人て、タバコを吸いますよね



これがトゥールのツーリスト・インフォメーション

ツアーのバンもこの前から出発し、ここにまた戻ってきます



再びトゥール駅からTGVに乗り、パリのモンパルナス駅に戻りました


駅近くのクレープりーで晩ごはん


ここの店員のお兄さんは、僕たちが日本人だと判ると片言の日本語を話しました

日本人のお客さんも多いのですねきっと




ホテルのあるシャンゼリゼ・エトワールに戻ってきて、長い一日もこれで終了




明日からは出国の日までパリ滞在

パリ市内観光を楽しむ予定です



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