会社のスタフが行列に並んでランチの弁当を買っている姿をよく目にする。ただのお弁当屋さんに見えるけどなんでそんなにしょっちゅう並んでいるのかが疑問になり、自分で味を確認してみようととある夜の晩御飯に買ってみることにした
色は至って普通の台湾式のお弁当だ。全体的に茶色い。ただ茶色い弁当には慣れている。それ自体は問題ではない。実食した中で美味しいなと感じたのは白米の上に乗せられた豚肉だ。台湾にしては比較的濃いめの味付けだが、ややしょっぱいその豚肉が白米によく合う。食が進むのだ。許容できないほどの濃い味わいではないのでこのくらいの量であればちょうどよく感じる
そして付け合わせは定番の青菜、タケノコ、そしてトマトと卵の炒め物など。野菜もたくさん入っているのでバランスも良いと感じられる。量もしっかりあるので成人男性が食べるには十分だと思う
値段は100元前後。5円換算だと500円程度だ。トッピングに何を選ぶかで多少値段が変わってくるが全体的にはリーズナブルだなという印象だった。実際に足を運んで買って食べてみることでこの店の人気のほどがうかがえた
民生便當
MRT南京復興駅からこの店まで来たあと、もう少し南へ下るといよいよ遼寧街が広がっている。ブルータスの台湾特集で表紙にもなった熱炒の店などもある(下の写真)。以下にも台湾らしい光景の一つと言っていいと思う