夏になると行きたくなる、ビール工場見学
ここ数年、毎年のように夏になると都内や近郊のビール工場の見学に行っています
もちろん出来立てのビールをタダで(!)試飲することができるというメリットもあるのだけれど、見学を通じて生産者がどう考えてビール作りをしているのか、原材料はどのようなものを使用しているのか、いかに日々の努力をしているのか、といったことに触れる良い機会でもあります
結局のところ、ビールを飲むその間際には「泡が出ていれば何でもいい」といったことになりがちなのですが、、、しかしただの工業製品、大量生産品といった点だけでななく、少しでも生産者の思いが伝わる手作りの農産物、といった気持で飲めるように、という意識も工場見学の目的の1つであります
今回訪れたのは分倍河原にあるサントリーのビール工場、「サントリー武蔵野ビール工場」
新宿から京王線の準急で約20で分倍河原に到着
駅前のバス停から無料のシャトルバスが出ているのでこれを利用し、5分で工場に到着します
今回申し込んだ見学コースは「ザ・プレミアム・モルツ講座」。受付を済ませるとまずは部屋に案内され、そこで講座のスケジュールや原材料である麦芽やホップについての説明を受けます。麦芽は実際に手に数粒渡され、香りをかいだり食べてみたりすることができます。また、ホップについても香りを確認することができますが、容器に入ったペレット状に加工されたホップの香りを試すことができます
その後は製造工程の見学が始まります
ミニブルワリー(英語の表記はMicro Breweryとなっていました)といって、プレミアム・モルツが初めて製造されたという、通常の製造工程とは異なる小さな醸造施設の見学もこのコースには含まれています
そしていよいよ試飲(テイスティング)の時間になります
初めにスライドを使って試飲方法(色を見る、香りをかぐ等)の説明を聞きました
全部で3度の試飲ができます。最初はプレミアム・モルツから
スッキリとした苦味、鼻のような香り、爽やかなのど越しとキレ。さすがに旨いです
2度目の試飲はプレミアム・モルツ、もしくはプレミアム・モルツ(黒)のどちらかから選択します
迷わず(黒)を選択
クリーミーな泡、思いのほかライトでありながらしっかりとしたコク。黒ビールにしては飲みやすく、こちらも旨い
テイスティングに合わせるおつまみの紹介などもあり、実際にビールと一緒に提供されます
みそ煎餅、キャラメル・ビスケット、パイナップル・ジュレ、ビーフ・パイなど、意外な組み合わせもビールに合うことを再確認。新しい発見がありました
そして3度目は、缶ビールからグラスにうまく注ぐ方法を実際に試すことができます。プレミアム・モルツやプレミアム・モルツ(黒)をお願いすることもできます
スタッフの女性による実演を見て、ポイントを把握したのち、実際に自分でもやってみます
まずは高いところから勢いよくグラスの半分くらいまで注ぎ、泡が落ち着くのを待ちます
その後、グラスを斜め45度に傾け、グラスの縁から泡の下にゆっくりとビールを流し込みます
これが完成後
まあまあ上手く出来たのではないかと・・・
短い時間で一気に3杯のビールを飲んでしまいましたが、いずれもとてもおいしく、大満足でビール工場を後にしました
京王線でまた新宿に戻り、そこから池袋まで歩いて帰りました
途中、新大久保で遅めの昼ごはんを食べようということで、目に入った韓国料理店で石焼ビビンパとスンドゥブ・チゲを食べました
野菜ばかりで韓国料理は体に良いですね。そして発酵食品も多い。だから韓流スターの肌はピカピカなのかも、、、
途中、目白駅の辺りを通る頃にはうっすらと白い月が空に浮かんでいました
まだしばらく暑い夏が続きそうです
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