Yさんご夫妻にご自宅にお招きいただいた時に頂いたワインの第2弾です
正確には、昨日ご紹介したアメリカのワイン「波紋」の前にも、シャンパーニュと言えばのモエ・エ・シャンドンを頂いておりました
こんな贅沢があってよいのだろうか(と言って頬をつねってみる)
ということで、正確にはワインとしては3本目に頂いたのがこのワイン
まず、ご主人によって無造作にテーブルに置かれたこのワインのラベルを見た時の驚きと言ったら
CHAPPELE D'AUSONE 1997
言わずと知れたサンテミリオンの雄であり、シュヴァル・ブランと双璧をなすシャトー・オーゾンヌ
そのオーゾンヌの、セカンド
とはいえ、まず僕の人生の目の前に現れるとは思わなかった
ああ・・・
まず驚くのはその香り
とにかくスモーキーな、燻製のような香りがブワッと立ち上ってくる
こういう香りは初めてです
総体的に味わいはリッチでありながら、果実味で押してくる感じではない
とにかく繊細、それでいながら凛とした個性を感じさせ、しっかりとした主張もある
これがいわゆるフィネスでありエレガントさと言われるものではないだろうか
何というか、普段飲みしているワインに対すると同じような言葉ではうまく表現ができません
飲んでみるしかない、としか言いようがない
うーむ・・・
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2009年の年末
僕たちはボルドーへの旅行に出かけました
この頃はまだブログを始めていなかったので、旅行記としてきちんとまとまったものがありません
時々、ボルドーワインを飲む時などに写真をひっぱり出してきてはブログに載せている状況です
今回も過去の蓄積の中からサンテミリオンの写真を探してきました
あの日、シャトー・ガザンの見学の後に、当主の運転するジャガーでシャトーのあるポムロールからサンテミリオンへ連れて帰ってもらいました
その後、今度はサンテミリオンの丘を南へ、サンテミリオン駅に向かって歩いて行きました
この写真は、心残りを感じたままサンテミリオンの丘を振り返って撮った写真です
そしてサンテミリオン駅に向かう道の途中に見つけたのが、この「オーゾンヌ」と刻まれた石柱
ああ、ここがオーゾンヌの畑か・・・
そう思ったのをつい昨日のことのように思い出します
まあ、一生飲むことのないワインだよね、と思って通り過ぎた記憶があります
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Yさんご夫妻の家で飲んだワインはこれで3本目
一本目がハーフボトルのモエ・エ・シャンドンであったとはいえ、そのさらに前に頂いたビールから数えると結構な酒量になっていたのだと思います
この辺りから記憶がだんだん怪しくなってきました・・・
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