この本はなかなか面白かった
タイトル:歴史の中のワイン(文春新書)
著者:山本博
発行:2018.8.20
その起源から現代に至るまで、ワインの歴史を総括するにはコンパクトにまとまっていて取り扱いやすい良書
メソポタミアに始まり、旧約聖書における扱い、ローマ帝国の拡大に伴うワインの広がり、そしてパスツール
始めからカベルネ・ソービニヨンが赤ワインの主力品種だった訳ではないということ
なぜシャブリがブルゴーニュの飛び地のような場所にあるのかということ
そういったことがよく理解できる本です
ソムリエ試験やワインエキスパート試験の対策として、教本の範囲を超えてワインを概観するにも活用できそう
後半では「僕のこころを奪ったワイン」として、ディケム、ラフィット、ロマネコンティ、モンラッシェ、コートロティ、そしてドイツのモーゼルやシャンパーニュまで、個別のワインの事象を取り上げている
ワインを飲み始めたころのワクワク感を思い出させてくれる本でした
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