グリーンがかったレモンイエロー
第一印象は青い草の香りやにハーブ。そこにハチミツのマイルドなニュアンスが重なり心地よい香りに仕上がっている
きれいな酒質で味わいはかなりはっきりとしている。香り同様のハーブのような青い苦み。そしてすっきりとした味わい。はっきりとしているがすっきりとしている。それがこのワインの特徴だと思う。すっきり感は香りにも特徴的に表れるソービニヨンブラン由来の青さだろう。そして口の中に広がるボリューム感はグロマンサンに由来するものだろうか。まろやかなテクスチャーで中程度のボリューム感があるこのワインは、やはりよく冷やして飲んだ方がより一層美味しく感じられると思う
山本昭彦さんの「おつまみワイン100本勝負」ではシウマイに合わせるといいと書いてあった。しかしそんなに都合よくシウマイを食べる機会に恵まれることもない訳で、この日は塩を振った枝豆を食べてみた。茹であがった枝豆の鮮やかな緑の色合いはこのワインのラベルとも似ているし、塩のミネラルもよく相乗したと思う
ガスコーニュ・ブランはもうずいぶん長いこと飲み続けていてすでに僕たちの定番ワインになっている。あらためていつ飲んでもおいしいと思える良質なワインだった。特に暑い季節によく冷やして飲むのがお気に入りだ
ワイン:ガスコーニュ ブラン
ワイナリー:アラン・ブリュモン
ヴィンテージ:2019年
アルコール:12.5度
インポーター:三国ワイン
購入先:ライフ
価格:1180円(税別)