アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

物憂げにアスファルトを歩くカマキリ

 
 
 
神社の舗装されたコンクリートの上を歩いているカマキリを見かけた。近くに緑がたくさんあるにもかかわらずなぜこんな場所を歩いているのか。よく見ると視点が定まらずぼんやりしているように見える。歩き方もトボトボといった感じで、明らかに野生としての精彩を欠いているように見える
 
おそらくハラビロカマキリだと思われるこの個体、様子から察するにハリガネムシに寄生されているのではないだろうか。腹部だって膨れているようにも見える。周囲に水辺がないのが気がかりだが、このカマキリは一体どこに向かおうとしているのだろうか
 
腹の中にうごめくハリガネムシを想像するだけで恐ろしく、とても触れてみる気になれなかった