アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

富有甜杮

 

 

お客さんからもらったという巨大な柿のおすそ分けを駐在員から頂いた。種が無くて程よい歯触り食感で適度な甘さがある。とても美味しい柿だった

台湾というと南国フルーツの国という印象だったけれど日本の山里を連想させる(それは僕だけかもしれないけれど)柿を食べられるとは台湾へ来る前までは知らなかった。会社の掃除のお姉さん(あえておばさんという言葉は使わない・・)はたびたび朝に駐在員へカットした果物を配ってくれる。好意で配ってくれていると思うので全て有難く頂戴している訳なのだが、その果物の中にもよく柿が入っている。台湾でも柿はかなり一般的な果物らしい。僕は実家に柿の木が生えていて子供のころからよく食べていた秋のお馴染みの果物だし、味も好きな果物の一つだ。残念ながらカブちゃんは柿をビワと共に嫌いな果物としてリストアップしているのだが

柿のことはこちらでは同じ漢字で「柿子」と書く。子、がつくのが日本との小さな違いだろうか。発音はカタカナだと「シーツ」、ピンインだと「Shizi」となる。”シー”の部分は4声なのでちゃんと上から下へ音程を落とさないと通じないのだが、仮に上から下へしっかり落としてもShiの部分の発音が間違っているとそれはそれで通じないかも知れない。発音、そして4声、これらが組み合わされる中国語学習の厄介さに手を焼いている