アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

aNueNue M3



決断するまでに随分と時間をかけてしまったがようやくaNueNueのM3を購入した。このブランドの中では最も価格が安い部類で価格はNTD6,800。日本円だと3万円程度、ギターとしては安い方に違いない

 

このギターを選んだ決め手としては木材が台湾アカシアであることだ。合板ではあるものの台湾の思い出として台湾産の木材で作られた楽器を日本に持って帰る、ということを想定したのであった。このM3、他にはスプルースとマホガニーがあるのだがどちらもありふれた木材だし台湾らしさは感じられない。選択するなら台湾アカシア一択だった。ちなみに価格はこの台湾アカシアの方が他の2つよりも高い

台湾アカシアは中国語では台湾相思木と書く。敢えてカタカナで書くと発音はタイワン・シャン・シー・ムーとなる。漢字の方は「相手を思う木」にも通じる気がするしイメージもよい。この台湾アカシア、名前からして台湾産の木材を使用しているのだと信じて購入をした訳だが、かつてメーカーへメールで「産地は台湾か」「台湾ならどのあたりで採れる木材なのか」といった問い合わせをしてみたのだが遂に返答は得られなかった。とはいえ台湾アカシアと銘打っているのだから台湾産だと思ってまずよいのではないだろうか

 

もう一つの理由はそのサウンドだ。このYouTube動画はもう何度繰り返して見たか分からないほど

 

youtu.be

 

 

これを聞いた時に「なんていい曲、いい音なんだろう」と結構な衝撃を受けた。こんなに上手に弾けることはまずないし弾き手の技術によってこれだけのサウンドが得られていることは間違いないのだが、ミニギターとはいえ煌びやかで豊かなそのサウンドに魅了された。おまけにOceanTsaiという台湾人ギタリストのことも随分と調べてしまうことになった。ちなみにこのYouTubeに登場するモデルと僕が購入した現行モデルとではペグが違っていて、バインディングも黒ではなく白に代わっている