アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

クリスマス・イヴ

 

 

通勤の行き帰り、会社での残業時間、夜寝る前など今でも音楽を聴くときはウォークマンを愛用している。といってもメモリタイプのウォークマンだ。当たり前かも知れないけれど。カセットテープ式のウォークマンは使ったことがない(読者の方によっては何の話をしているか分からない若い世代の人もいるかも知れないが)

 

会社の机の上にこのウォークマンを置いてあるのを見つけて「昔お父さんが使っていたやつだ」と珍しそうに言う日本人駐在員もいたし「まだウォークマンって存在しているのか」と聞いてくる台湾人スタフもいた。そんなに古臭い製品なのでしたっけ、ウォークマンって。音楽を聴くというと今では専らスマホで聞くものなのでしょうか。ネットから音楽をダウンロードして聞いたりするのかも知れないけれど、どうもその手の作業をして音楽を聴く気になれないのである。日本で買ったり図書館で借りてきたCDをまず初めにPCに取り込んで、その後にPCからこのウォークマンへ音楽を取り込んで聞いている。そんな訳で、駐在しているいま僕のウォークマンに登録されている音楽リストが更新、変更される機会はほとんどない。少なくとも台湾へ来てから購入したCDは無いので、日本へ一時帰国をするサイクルの6か月間くらいの間はリストが一切変更されることがない。同じような曲を毎日聞いて、それで満足している自分がいる

 

同じような曲と言えば12月になるとやはり山下達郎のクリスマス・イヴだ。この季節ほどこの楽曲が似合う季節はない(と思う。別に夏のハワイのビーチで聞いてもいいのと思うがちょっとそれは違うんじゃないかという気もしている。ハワイへ行ったことが無いのでよく分からないけれど)。毎年聞いているが全く飽きない。しかしいまの時代に、ウォークマンで、山下達郎のクリスマス・イヴをホクホクと喜んで聞いている人って僕意外にいるんでしょうか