アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

泉流 彌彦 極 YAHIKO kiwami <新潟>



カブちゃんが一時帰国した際に会った人からもらって台湾へ持ち帰ってくれたお酒とフグひれ。お酒はカブちゃんの弟さんが、フグひれはカブちゃんの元同僚が、それぞれ僕のために買って持たせてくれたそうだ。というのも、カブちゃんは日本酒が飲めないから、明らかに僕向けのお土産であることが分かる。徳を積んでおくとよいことがあるものだ。重いものを運ばせてしまったカブちゃんには申し訳ないけれど

 

日本酒は新潟のものだ。端麗で辛口。そしてややひねた旨味も感じられる。新潟らしいお酒だ。燗にしてはフグひれも入れてみた。フグから出る成分がすぐに日本酒に溶け出して黄色く色づいていく。焼き目の香ばしさとフグの旨味。口にするとそれらが押し寄せてくる。ボルドーの上等な赤ワインは飲んだ翌日まで口の中にその香味が残り続けることがあるが、このひれ酒の香ばしさは翌日にも持ち越された

 

 

泉流 彌彦 極

酒蔵元:弥彦酒造株式会社

住所:新潟県西蒲原郡弥彦村上泉1830-1

原料米:弥彦村こしいぶき

精米歩合:65%

アルコール:16.0度

製造年月:R6年(2024年)1月

購入先:カブちゃんの弟さんからの頂き物