アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

2018年 オーストリア&ハンガリー旅行 ②


<ウィーン編>


ウィーンについた翌日、まずは朝ごはんを食べようということで出かけたのがこちらのカフェ

赤頭巾をかぶったゆで卵がキュート

こうしてスプーンをコップの上において出すのがウィーン風なんだそう


この旅で何度も歩くことになった、オペラ座からシュテファン大聖堂に向かう景色

こちらはインフォメーションセンター。ただ各国語の地図なんかが置いてあるだけなんだけどなんだかオシャレです




お土産物屋さんで




アルプスが近いせいなのかウィーンのホテルでは蛇口から出る水(いわゆるタップウォーター)がそのまま飲めるとは聞いていたのですが、街中にもこうしてただで水を飲める装置が所々に設置されていました。ちょっとびっくりした

王宮(皇帝の部屋とシシィ博物館)

博物館ではワイングラスの展示もあって、こうしたグリーンがかったグラスはラインワイン(ドイツのラインガウのワインだと思いますが)専用のグラスみたいです


乗馬学校

馬車と、セグウェイな人たち

NORDSEE(ノードゼー:北海、という意味ですよね)はチェーン店なのか、街を歩いていると頻繁に見かけました。ここでお昼ご飯を食べました

魚のフライや酢漬けをパンで挟んだサンドイッチと、暑かったのでビールも一緒に頂いて・・。今回の旅行ではどこに行っても暑くて、ずっとビールばかり飲んでいた気がします



ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ

こちらは宿泊していたホテルの近くにあった美術館


地球の歩き方」をみて第一日曜日が無料だということが分かっていたので出かけてみました。クリムトやシーレの作品もあるから、無料のわりに見応えのする美術館



リンツィング(ホイリゲ

夜には、ウィーンでのお楽しみの一つだったホイリゲに向かいました。路面電車のショッテントーア駅から地下におり、38番線に乗り換えます

ショッテントーア駅からグリンツィング駅までだいたい20分くらいだったかな。よく見ると駅の看板には”猫の目に「N」の印”があって、何だかかわいい。おそらく夜行便(”N”ight)であることを示しているのではないでしょうかね

空にはまだ少し明るさが残っています。さすがに日が長い

地球の歩き方」にも載っていた”ツム・マルティン・ゼップ”というホイリゲに入ってみることにしました

カブちゃんはまずはビール。Trumer Pils vom Fassというビールで0.3Lで3.5ユーロ

僕は店員さんの女の子に聞いてお勧めだというグラウブルグンダーの2017年をグラスで。このワインが予想外のおいしさ!爽やかな香りでハーブも少し。きれいな酸味で深みがあり、旨味も感じられるとてもおいしいワインで驚いてしまいました。なみなみ注いでもらってこれで1杯4.1ユーロ

屋外の席がお客さんでいっぱいで席に座れず、屋外に直結している「店内の席でもいいか?」と聞かれたので「もちろんOK」ということで着席しました。店員さんの仕事っぷりが見えるのでこれはこれで全然ありです

屋外の雰囲気はこんな感じ

あまり量は食べられないので、サラダといろいろな肉の盛り合わせ

続けて頂いたワインがこちら

Gruner Veltliner Ried Frauengrund Kremstal DAC 2017 3.9ユーロ
穏やかな香りはヘーゼルナッツのよう。すっきりドライな味わいで、温度も低めで提供されたので暑い日にはおいしく感じます。複雑さやしっかりとした骨格も感じられ、余韻もあります


カブちゃんはゲシュプリツターを注文。白ワインを炭酸で割った飲み物で、アルコール度数も低いのでスイスイ飲めます。軽いチューハイといった雰囲気。暑い夏にはこれが意外とおいしいですね。とても爽やかで、日本でもやってみたい

最後に頂いたワインはスマラクト(エメラルド色のトカゲ)。ちょっと高かったけどせっかくなので、カブちゃんの許しを乞うてから注文

Smaragd Ried Achleiten 2011 8.2ユーロ
先ほどのクレムスタールに比べると色合いが明らかに濃い。貴腐のようなしっかりとした香り、重めのテクスチャーで、ドライ。重油のような香りが感じられブランデーのような雰囲気で、果実味や酸によるフレッシュさのようなものは消失しているような気がします
スマラクトを飲んだのはこれが初めてだったから、ましてや本場で、とてもよい経験になりました



一つ気がかりだったこと

食事を終えて愛想のよい店員の女の子に手でサインを出して(お勘定をお願いします)とお願いしたら、笑顔で反応してくれたのでこちらの意思がちゃんと伝わったのかなと思いました。しばらくすれば伝票を持ってきてくれるだろう、と。ところがしばらくしたら、伝票が来る代わりに男性の店員さんがやってきて「すべての料理は来ているか?うちの店員(注:おそらく先ほどの女の子のことだと思う)がお客さんの注文を忘れてしまったようで。料理の出し忘れはないだろうか?」と聞きに来たのです

そこで少し嫌な予想が頭の中を巡り・・

もしかして、もしかしてさっき女の子に(お勘定お願いします)と出したサインが、ただ単純に酔っぱらったアジア人のおじさんが店員に向かって機嫌よく手を振っていただけという風に受け止められたのではないか、と・・だから愛想笑いを返してくれただけだったのではないかと・・あの女の子は怪しいおじさんが手を振ってきたので持ち悪くなって、それで代わりに別の男性店員が注文の確認に来たのではないか、と・・


そんなことだったら、嫌だなあ・・

ホイリゲからの帰りも来た道を同じように戻りました

少し遅くなってしまった・・


だいたい22:45頃にホテル近くのオペラ駅に到着。ハト達もずいぶん夜更かしだよね・・



初日からかなり充実した一日になりました

あまり飛ばすと後半きつくなってきてしまいます




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