グリーンがかった輝きのあるイエロー
フレッシュな黄色とオレンジの中間の柑橘系果実の香り、樽のニュアンスに少しのナッツ類、それにハーブの爽やかさ
アタックは丸く柔らかい。そしてフレッシュな酸が感じられる。ほのかな苦味は立体的で複雑な味わいに寄与している。全体の印象としては軽すぎず重すぎず、中程度のボリュームがあり物足りなさは感じさせない。チリチリとしたミネラルも感じられる
同じ価格帯のシャルドネと比較しても、例えばコノスル（チリ）とも味筋が異なるし、フェウドアランチョ（イタリア／シチリア）ともミネラルが違う。後付けかもしれないが南仏らしい特徴は表現されているように思った
読者テイスターで試飲したガイア・ド・フォルタンの赤／白がいずれもおいしかった記憶のまま、同じフォルタンブランドのワインがカクヤスに並んでいるのを見かけて思わずシリーズをまとめて４本買ったもののうちの一つがこのワイン。ガイアの方が質感も味わいもかなり上回っているという印象は否めないものの、１本あたり７５０円という価格を考えれば全く悪くない味わいのシャルドネだったと思う
ワイン：シャルドネ
ワイナリー：フォルタン
ヴィンテージ：２０１９年
アルコール：１３．０度
インポーター：サントリーワインインターナショナル
購入先：カクヤス春日店
価格：４本で３３００円（税込）
