アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

星巴克典藏咖啡 (保安門市) @MRT大橋頭駅




台北スターバックスを検索するとたびたび出てくるのがこの保安街にあるスターバックス。もともとパイナップルの事業で財を成した葉金塗さんという実業家の自宅だった建物らしく、その建設は日本統治時代の1920年代らしい。そんな歴史的な建物で飲むコーヒーの味はひときわ美味しく感じられてしまう

注文カウンターがある1階のスペースには席がそれほど多くなく、どこに席を確保したらよいのかとうろちょろしていたところ日本人の方でしょうか、日本語で「いったん外に出ると隣の扉から2階へ上がれますよ」という情報を頂いた。恥ずかしいやら嬉しいやら、お礼を述べて言われた通りに外に出てみると確かに上の階へ上がる入り口を発見。なんでカウンターと2階への入り口とが分離されているのだろうかと思ったが、想像するにここが葉さんの自宅兼事務所(お店)だったという背景が影響しているのではないかと想像した。自宅のある2階から上の部分と、お店のある1階部分と、公私をしっかりと分けたんじゃないだろうか、というような。そう考えるとこの建物の造りに納得がいく

そんな素人の想像は置いておくとしても、喫茶スペースがとても雰囲気があるのは間違いない。まるで美術館にいるかのような気もしてくる。そんな空気間の中で飲むスターバックス・ラテの味わいはおそらく東京で飲むそれとほとんど同じだと思うのだが、やはり空気というものがお酒であれお茶であれコーヒーであれ味わいに与える影響というものは間違いなくあるような気もするのだった

ちなみに交差点を挟んだ目の前には台北でも大型のカルフール重慶店が構えている。買い物ついでに立ち寄ってもいいのではないかなと思う。どっちがついでなのかは分からないけれど


星巴克典藏咖啡 (保安門市) 
台北市大同區保安街11號
0225578493