アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

打咔生猛活海鮮 @MRT中正紀念堂駅

 

 

カブちゃんがたまたま入ったMRT古亭駅近くのルイーザコーヒーで中国語の本を開いて勉強をしていたところ「日本語の勉強ですか?」と関西訛りの日本語で話しかけられたという。なんでもその台湾人はその近くで整体のお店を開いているのだという。店舗の情報を聞いたカブちゃんが最近よく「腰が痛い」という僕に一度その整体へ行ってみたらどうかと勧めてくれた。それで実際に訪問してみた訳だ。その時の話はまた機会があれば別途書いてみたいと思っているのだが、施術を受けた翌日、いまこのブログを書いている時に感じている結論としてはとても良い整体だったんじゃないかな、ということだ

 

その整体の後で出かけたのがこの熱炒だ。台北へ来てしばらくしたころに発見していた熱炒だが、入りたいと思いつつハードルが高そうで行けなかったこの熱炒。その後に台北でのいろんな出会いもありカブちゃんは既に一度訪問したことがあるらしい。僕は今回初訪問となった

 

ビールなどの飲み物を入れた冷蔵庫はざっと見た限り全部で3台ある。僕ははじめそのうちの2台にしか気づけず、看板にタイガービールが掲げられているのにタイガービールを見つけられないこの店の不思議さを思いながら台湾ビールの18天を飲むことにした。そして抜栓をしてから目線を正面へ戻してみるとそこにタイガービールのロゴが描かれた3台目の冷蔵庫を発見したのだった。中身は確認しなかったがタイガービール専用の冷蔵庫だったんじゃないかと想像している

最初に出てきたのは空心菜炒め。味付けはややあっさり控えめだ。濃いめの味わいが好きな人は少し物足りなく感じるかも知れないが塩分は体に良くないしこのくらいでちょうどいい気もする

そして僕たちにしては珍しいのが魚料理。魚に衣をつけて揚げ、そこに甘辛いたれが絡めてある。パイナップルも入っている。いわゆる魚ベースの酢豚のような料理だ。どこに魚がいるのかな、、と思うくらい衣ばかりだった気もするのだが。そしてパイナップルが料理に出てくるのが許せない人は選ばない方が良いだろう。僕は酢豚スタイルの料理にパイナップルが使われる点に関してはニュートラルなスタンスを取っている。あってもなくてもどっちでもいい

たまご料理は美味しかった。料理名に「滑蛋」という文字が入っていた気がするが、文字通りに滑らかな卵炒めで誰にでも受け入れられやすい味だと思う。語彙力が無くて申し訳ないのだが美味しいたまご料理だったと思う

そして最後は炒飯だ。しかし注文してから失敗したと思ったのは、熱炒では白米が無料で食べられることが多いので頼んだ料理をおかずにしてご飯を食べるというのがわりと一般的な熱炒での食事スタイルだということを思い出したからだ。よほど炒飯に思い入れが無いのであればライスは無料の白米を食べた方がコスト面でもベターだという気がする。貧乏くさい話だが。それでここの炒飯だが、ややしっとりした炒飯だ。味はしっかりしていてやや濃いめの味わい。好きな人は好きだと思う。値段は100元。安いと思うから炒飯好きなら一度試す価値はあると思う。僕は次回は白米にしたいと思っているが

 

 

打咔生猛活海鮮 

台北市中正区羅斯福路一段43號

0930 956 507