中庸なレモンイエロー
若干の還元香、ナッツや樽のニュアンス、それに黄色い柑橘系の果実が香る
柔らかな質感で酸がしっかりと感じられる。口内から鼻へと抜けていく香ばしいナッツのようなニュアンスには、産地のシャルドネが醸しだす雰囲気の片鱗を感じる。けして悪いワインではないと思うのだがやや個性と押し出しに乏しい。何者かになろう、形作ろうと努力するのだがいま一歩手前のところで今まさに形作ろうとしていた姿が崩れてゆき、そして柔らかくほどけていく。そのような印象を抱いてしまった。勝手な期待が大きすぎたのかも知れない
このワインはワインデイズの６本セットからの一つ。クーポンを利用してかなりお得に買えたのがよかったが、あまりポジティブな印象を感じなかった。サイトでの紹介を見ると数々の賞や格付けを付与された名門ドメーヌにも見えるのだが
しかし不味いとか旨くないということではなく、柔らかな質感で飲みやすい（あまりこのブログでは使わないワーディングだが）ワインだったとは思う。これがもし３千円だったらさすがにちょっと首をかしげるが、。コスパを大事にしたい僕からしてみれば一本当たり１５００円程度と思えば十分に満足できるワインだった
ワイナリー：ドメーヌ・ローラン・ラヴァンテュルー
ヴィンテージ：２０１８年
アルコール：１２．５度
インポーター：ワインキュレーション
購入先：ワインデイズ（特大感謝の厳選フランス白ワイン大放出６本セット）
価格：８９０６円（税込）のうちの１本（１０９７８円からクーポン２０００円＋ポイント７２円適用後）
