アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

新進の味梅

 

 

味梅をこのブログで取り上げたのはこれがたぶん2度目だと思う(最初の記事はこちら)。子供の頃に食べた禁断の味を持つ梅干し、味梅。禁断、というのはあまりにもケミカルな味わいがあり母親が仕込む自然な梅干しとは全く味筋が異なるためだ。不自然な感じがするものの、しばらくするとまた気になって食べてみたくなるというクセになるような味だったと記憶している。それが化学調味料の恐ろしさでもあろう

久しぶりに食べてみて驚いたのはかなり自然な味わいへバージョンアップされていることだった。子供の頃に記憶しているケミカルさ、化学調味料的な味はあまり感じられない。おそらく時代の流れを反映して味付けも随時変更しているんだろうと思う。とはいえ塩で付けた手作りの味とは少し味付けは異なるのだが、ご飯のお供にちょっとしたアクセントとして頂くに良い味付けだ。粒の大きさは小さく、主張も少なく控えめな存在として

一方でパッケージは殆ど変更が加えられていないように思う。梅干を漬ける壺を模したプラスティックのパッケージはいまだ健在。食卓に置いてみるとちょっと可愛らしくも感じられる