CHATEAU GRAND PUY LACOSTE 2005
たぶん有楽町ビックカメラで購入したと思われるボルドーはポイヤックの5級
クリスマスに開けてみることにしました
価格は1万円もしなかったと思うけれど、いま買うと1万円は超えているような気がする
アルコールは13度
まだまだ色合いには熟成感が出ておらず、10年以上経過したワインとは思えない濃いルビー色
カシス、ブラックベリーのコンポートなどの甘い香り
タンニンは滑らか、凝縮した果実味
なめし皮のようなニュアンスもあり、しばらくグラスを放置するとしょう油のような香りも
まろやかな味わいでありながら抑制された果実味に優雅さを感じる
余韻も長い
果実感を前面に出してくるようなワインではなく、いかにも奥ゆかしい、フランスらしい造りをしているワインだなと思いました
ブドウの果実感を押し出してくるワインもそれはそれでいかにも果実酒だなとは思うのですが、久しぶりにちゃんとしたボルドーを飲んだら伝統的な食事と合わせることを考えた食中酒、酒らしい酒、ワインも酒の一種、という印象を強く感じる
長らくセラーに置いていたワインではありますが、それでもまだボルドーには更なる熟成のポテンシャルがあるのだなという風にも感じるワインでした
ボルドーはあまりにも生産者が多く値段も総じて高いイメージで、2千円そこそこではあまりおいしいと感じられるワインが少ないという印象があり、そういうことからあまりボルドーを飲むことは少ない
もちろん格付けワインをしょっちゅう飲めればそういう印象にはならないと思うのですが、格付けワインは値段が高いから一介のサラリーマンにはなかなか手を出すのが難しい
しかしボルドーはおいしいなぁ・・
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