アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

吉野家の牛丼

 

 

 

子供のころから牛丼と言えば吉野家と相場はもう決まっている。他にも牛丼チェーン店はいくつかあるが味では吉野家が一番だと思っている。否、他のチェーンで牛丼を食べてもあまり美味しいと思えない。口がもう吉野家仕様になってしまっているのかも知れない

八重洲に出かけたついでに地下街の吉野家に立ち寄った。メニューはいつも決まっている。並盛、おしんこセット、そして生卵。生卵を躊躇なく食べられるというのも日本の良さだ。台湾の丼店でも生卵入りの丼を食べたことはある。ただし、恐る恐るだ。そして台湾の生卵は日本のものに比べると黄身の色が薄い。なので味の方も薄いような気がする。日本では安心して味の良い生卵を食べられる。これは帰国するうえでの楽しみの一つでもある

出てきた牛丼にはまず軽く七味を振る。そして紅しょうがをたっぷりと端の方に盛り付ける。生卵をかき混ぜて、牛丼の真ん中らへんの肉を軽くよけて卵ホール状の隙間を造ってそこへ生卵を流し込む。箸を添えて、箸沿いに卵をつたわせて狙ったところに生卵を投下するのだ