アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

老虎醬 溫州大餛飩 @MRT雙連駅



台北市内を歩いていると時々この看板を見かける。チェーン店のようだ。台湾では「餛飩」と書いてピンインは「Húntún」となり、発音をGoogle翻訳で聞くと「ファントゥアン」のように聞こえる。何度か聞いているうちにそれが日本の”ワンタン”に通じていることに気づいたのはまさに今このブログを書いている最中だった

餛飩というと日本語ではウドンを連想するけれど、上の通り発音はワンタンに近く実際のモノもワンタンを指している

よく見かける割に今まで一度も入ったことが無いのでまだカブちゃんが日本に滞在中の間に一人で訪問してみることにした

 

この店で何を頼むのが正解なのかが分からないまま適当に「菜肉大餛飩麺(95元)」を選んでみた。そして出てきたのが上の写真の麺類なのだが、一口すすって驚いたのは全く味が無いことだった。没有味道。メイヨーウェイダオ。いくら味付けの薄い台湾と言ってもこれは薄いというレベルではない。味が無いのだ

いったいどうやって食べるのか。あるいはこれで料理として完成型なのか。迷った挙句、テーブルに乗っている酢と醤油を適当にかけて味を足してみたのだがいまいち味が決まらない。それはそうだ。お湯につかった麺やワンタンが入った丼に酢と醤油で味付けして食べるなんて聞いたことが無い。いまいちモヤモヤしたまま完食して(完食したのだ、実際に)店を後にした

 

後日、中国語の老師にその話をしたところ「この店で食べるなら乾拌麺がいいと思う」とのことだった。老師曰く僕が選んだような麺はあまりお勧めしないらしい。理由は、味が無いから

 

 

老虎醬 溫州大餛飩

台北市中山區民生東路一段52號