アルさんのつまみ食い4

旅と食とワインと・・・ずっと続けます

吉星港式飲茶 Lucky Star @南京東路×林森北路



評判も悪くなかったのでカブちゃんと訪問してみた香港式の飲茶店。味は悪くないのだけれどややトラブルが多かった

 

注文しようと店員さんを呼んだところ「テーブルに貼ってあるスマホでバーコードを読み取って注文するよう」に言われる。この形式、台湾ではよくあるスタイルだ。気づかなかったのは申し訳ない

そしてまずはビールを、とスマホでメニューを探していたところテーブルを通りかかった店員さんに声をかけられたので「ビール、金牌(台湾ビールの銘柄の一つ)を1本注文しますよ」と伝えたところスマホにオーダーを注文する前にビールを運んできてくれた。注文を先取りする形で先に運んでくれてありがたい、たまにこうして気が利くお店ってあるよな、と思いきやどうやらこの店員さんが運んできたビールはスマホオーダーの外数になっていたらしい。つまり、スマホで注文したビールと、店員さんが持ってきたビールとで合わせて2本のビールが運ばれてくることになった

「いやいや、1本でいいんだけど」ということをほぼ日本語で伝えるも伝わらず、またこの店員さんもどうやら2本注文をして欲しい(実際には自分が運んだビールをキャンセルされたくない)という風に見えた。見かねた隣のテーブルの台湾人カップル(夫婦か)が「この人たち中国語分かんないんだし、あんた、2本も売りつけるのやめなさいよ」的な交渉をしてくれ(たぶん)、最終的には1本分の注文を取り消してくれるに至る。こういう時の台湾人の親切さはとてもありがたい。しかしこういう接客はちょっと困る

 

次のトラブルはニラ餃子だ。待てど暮らせどなぜかこの一品だけがいっこうに運ばれてくる気配がない。他の料理はとうの昔にちゃんと運ばれてきている、既に食べ終えている。ニラ餃子、果たして来るのか、来ないのか。あらためて伝票を見ると斜線が引いてあるではないか。この斜線、既にテーブルへ運んだことを示す印だ。店員さんを呼んで「斜線が引いてあるけど、ニラ餃子、まだ来てないんだけど」と伝えてみる。多分、伝わったと思う。斜線の上から丸が追加された。注文復活の印だ。ところが再び待てど暮らせど全然ニラ餃子がやってこない。ニラ餃子、果たして来るのか、来ないのか

周囲の様子を観察していると何故か我々より後から来たテーブルの方へ先にニラ餃子が運ばれてくる。あのニラ餃子、我々のじゃないかなと一瞬思ったのだが何の抵抗もなくニラ餃子へ箸を伸ばすそのテーブルのお客さんだ。間違いない、彼らもきっとニラ餃子を注文したのだろう。しかしもうそれなりにお腹もいっぱいだし「じゃあもう、いっか」とカブちゃんと決めて店員さんを呼び「ニラ餃子、結局来ないので、キャンセルね」と何となく片言の中国語と英語の「キャンセル」を交えながら伝えたその直後のタイミングで運ばれてきたのがニラ餃子。なんという間の悪さ

「いやいや、もう要らないんだけどってさっき伝えたよね?」の表情を店員さんへ示しながらも作ってしまったホカホカのニラ餃子が廃棄されてしまう運命を想像しフードロスはいかんということでカブちゃんに「おれ、食うよ」ということで引き取ったニラ餃子。「そう言えば、もう少し食べたいし」

そんな混乱のニラ餃子、上の伝票の写真を見るとその混乱具合がよくお分かりいただけると思う。斜線、丸、それに何やら漢字のメモ書きの跡。そんなトラブルの原因となったニラ餃子だが味自体は美味しかった

 

味は悪くないしほぼ満席の店内だ。人気がある店だということはよく分かる。おまけに24時間営業なので夜遅く台北へ到着した人なんかにも大変便利そうだ。しかし僕たちが悪いのかも知れないがどうもリズムが合わない店だったなと思う。台湾人と一緒だったりすればもう少し違った経験になっていたのかも知れないけれど、ちょっと僕の中国語レベルではうまくやり過ごすことが難しい店だった。中国語レベルが十分に高まった頃であればまた再訪してもいいなと思う

 

 

吉星港式飲茶

台北市南京東路一段92號2樓&3樓

連絡電話:(02)2568-3378

宴席專線:(02)2568-3378#333、888分機