輝きのあるゴールドイエロー
カリン、白い花、それにハチミツ。果実はグレープフルーツなどを感じるため全体的には黄色よりだが、そこにほのかにオレンジピールが混ざる
第一印象としてはまずつるるとした滑らかな舌触りと柔らかいアタック。第二印象としては伸びやかに広がっていくきれいな酸。分かりやすい果実味を感じるワインというのではないが、ストラクチャーのタイトさと上質な酸味がトータルイメージを印象付けているようだ。けして主張が強いわけではなく、むしろ飲み手が引きこまれてしまうような魅力を感じる。味わいは緻密で、少し辛みを感じるのはスパイシーな要素も含んでいるからかも知れない。余韻は中程度で、とてもバランスのよい美しいワインだった
ワイナリーはストラスブール近郊に位置しており、住所はモルスハイム地区のブガッティという場所になるようだ。ブガッティと聞いて聞き覚えがあって調べてみたところ、アルザスの有名なスポーツカーメーカーの名前と同じであることが分かった。どうやらこの地に本社を構えているらしく、現在はフォルクスワーゲンの１００％子会社なのだそうだ。こんなところで意外な知識を得てしまった
ちなみにインポーターの紹介によればジェラルド・ヌーメイヤーはこの地で３代にわたる生産者とのことだった。ワイナリーのホームページは大変にあっさりとした作りで詳しい情報はほとんど得られなかった。いかにも家族経営的なワイナリーということはこうしたところからも推測することができる
ワインデイズで購入した４本セットの最後の１本がこれだったが、価格面ではとてもコスパのよいセットだったと思う
ワイン：リースリング・レ・ゾスピス
ワイナリー：ジェラルド・ヌーメイヤー
ヴィンテージ：２０１８年
アルコール：１４．０度
インポーター：ワインキュレーション
購入先：ワインデイズ（全部当店独自輸入★ドイツ＆アルザス★辛口リースリング飲み比べ４本セット）
価格：６６７２円（税込）のうちの１本（７２３８円からクーポンとポイントの割引適用後で６６７２円）
